自分の中で転職への気持ちが確かなものとして固まってきて、具体的に転職先を探し始めたという段階でも、まだ現職を手放すのは早すぎます。

 

辛抱たまらなくなるほど職場を離れたい衝動に駆られていたとしても、その感情を糧にして、転職先が完全に決まるまで職を辞すのは待ちましょう。

 

一つの事に決着をつけてから次に進みたいと思う心は誰しもが持つものですが、転職成功者のほとんどはそれをぐっと我慢して、日々労働に励みながら不自由な環境で、それでも理想の職を掴み取っています。

 

転職活動のための辞職が推奨されない訳には、リスクの存在があります。転職活動中に無職の状態になってしまうリスクは、大きく分けて二つです。

 

一つ目のリスクというのは収入の問題です。

新しい職を今から探すタイミングで、先んじて職を手放してしまえば、転職活動は無収入の中行わなければならないことになります。

 

転職の情報集めは、転職サイトのサービスを使えばお金を使わずできるとしても、履歴書を出したり面接用のスーツを購入したり、面接会場まで移動したりするのにお金は必ずかかります。

加えて活動中の生活費も普通に発生するわけですから、総合すると転職活動における金銭的負担はけして小さなものではありません。

だからといって早く職を見つけねばと焦れば、妥協して転職する羽目にもなりかねずの悪循環です。

 

二つ目のリスクは無職という肩書きで、面接官によくない印象を与えてしまうことがあげられます。

理由をいえば理解してもらえるものだったとしても、それが伝えられない状況は数あります。

 

転職を成功させるためには小さな不安の芽も摘み取り、後ろ暗いところのない経歴で挑めるように苦心することが大切なのです。